10月31日は、お待ちかねハロウィンですね。
最近は仮装で盛り上がるパーティのイメージですが、
もともとは、11月1日が新年とされている古代ケルト民族の
大みそかの10月31日に、
ご先祖様の霊が家族のもとに訪れる時、
悪霊も一緒に来てしまうので、
悪霊も払うために驚かす
仮装であったと言われているそうです。
ハロウィンといえば、「かぼちゃ」ですね。
どうしてかぼちゃなのでしょう。
かぼちゃのランタンを飾るのは、魔除けの意味があります。
愛嬌のあるかぼちゃの顔ですが、
実は悪霊を驚かす魔除けとして重要なのだそうです。
今日のアトリエは、ハロウィンのグッズを作りました。
まずは、かぼちゃのお面です。
「かぼちゃのお面を作ろうよ」
「わーい お面だ!」
子どもたちの発想は、
オレンジ色のかぼちゃに留まることなく、
いつのまにか、こわーいお面を作りたくなります。
どんな怖いお面を作ろうかな
「傷をつけちゃお」
「そうだ!海賊にしちゃおう!」
「牙もキラキラのシールで貼るんだ」
「海賊の帽子をかぶせる!」
「ひげもつけちゃう」
など、
あっというまに自分だけの怖いかぼちゃのお面ができました。
強い海賊は人気があるのかな。
「海賊が持つ剣も作りたい!」
「ラップの芯にキラキラシールを貼る!」
アトリエの魔法の袋には、たくさんの素材の材料があります。
目をキラキラさせて魔法の袋から、
自分で作りたい素材を取り出して
楽しそうにお話をしながら完成させました。
次に作るのは、アトリエ名物「魔女の手」です。
この季節に作る魔女の手は、ビニールの透明な手袋に、
お菓子を詰めます。
指先の爪は、魔女のように赤く塗るはずが・・・
「青がいい!とか黒がいい!」
なんて、面白い魔女の手ができました。
少しずつお菓子を手袋に入れないと、こぼれちゃうね。
ゆっくり慎重にお菓子を入れましょう。
5本指にもお菓子が入りました。
パンパンにお菓子が詰まったら、輪ゴムで結んで出来上がり!
とっても簡単ですが子どもたちには大人気です。
少し怖い魔女の手に入っているお菓子をほおばりながら、
ハロウィン気分を味わえたね。
アトリエで大事にしている自主性は、
素材を与えて完成品を作るのではなく自分で考えて創造して、
魔法の袋からいろいろな素材を探すことから芽生えます。